定番のピンクや白など様々な色の種類があるサビキ。
正直、色はあまり関係が無いと思っていたのですが、それを根底から覆された…そんなお話です。
アジスペシャルのウイリーサビキを作る
私はアジ釣り自作のウイリーサビキを使用しています。主に飲ませ釣りの餌確保用としてです。
この釣りは餌のアジが釣れないと話になりませんので、もっとアジが釣れる色のウイリーサビキを作ろうと考えました。
アジが好む色
WEBで調べてみると、アジは緑、青系が見えやすいようです。それを考慮し、青、紫、緑のウイリーサビキを作ってみました。
こんな感じです。白が混ざっているのは「ケイムラ」のウイリーを一本入れて巻いているからです。
釣れると評判のケイムラ、アジが見やすい色のアジスペシャルサビキの完成です。
アジスペシャル、散る
それはいつものように飲ませ釣りをしていた時でした。
朝の時合いにバタバタとアジが釣れ、その後が釣れなくなるパターンが多いのですが、この日もそうでした。
仕掛けを入れてしまえば基本的に暇な飲ませ釣り、アタリを待っている間にサビキをしますが釣れません。
そして、もう帰ろうかと思っていた11時頃、隣に一人のご老人が現れ、サビキ釣りを始めました。
「さすがにこの時間からは厳しいんじゃ…」
と思った瞬間、ご老人の竿が曲がる!
まぐれかと思いましたが違いました。その後も淡々とご老人はアジを釣り続けます。
「そんなバカな…アジスペシャルでも釣れないのに!」
そこで、私と何が違うのか観察します。私は基本的にアジは「底」を狙いますが、ご老人は仕掛けを投入して竿を2あおりする程度の深さを釣っているようです。
同じような棚を釣ってみますが私には釣れない。何故だ?何か特殊なことをしているようには見えないが…。
ご老人はピンク色のサビキを使っていました。まさか色?半信半疑でピンクのウイリーサビキに変更すると、
釣れる!
今まで釣れなかったのが嘘のように釣れました。水深が浅くても深くても釣れます。
思いこみは危険
いやー、参りました。色でこんなに差が出るとは…。これからはカラーローテーションを意識せざるを得ませんね。
まさに目から鱗、いい経験をさせてもらった一日でした。
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