タックル強化計画の第一弾として新たなリールを購入。シマノの「グラップラー301HG 」です。キャスティングで使用したいので、先輩方の記事を参考にダブルハンドル化しました。
ハンドルを用意する
グラップラー301HG のハンドルはシングルハンドルとなっています。
キャスティングで使うとシングルのままでは投げた勢いでハンドルが回り、クラッチが切れ最悪ギアが破損するのでダブルハンドルに交換します。
用意したのは「アルファタックル ジュラルミンクランクアーム 100mm 232AD」です。
他メーカーのハンドルもありますが、価格が1万円以上と高価なので手が出ませんでした。このハンドルは定価が7,800円、実売価格4,000円程度なのにベアリング入りとかなりリーズナブルだと思います。
(※ネット販売ではあまり売っておらず、あったとしても6,000円以上と割高です。釣具店で買うほうがお得だと思います。)
ダブルハンドル、ナットが2個(右巻き、左巻き用各1個)、隙間調整用ワッシャ4枚、ロッキングワッシャー、ロッキングスクリューの部品構成となっています。
純正ハンドルの取り外し
それでは純正のハンドルを取り外します。最初に①の固定ネジを緩めて取り外します。次に②のリテーナーを取り外し、③のハンドル固定ナットを緩めるとハンドルが外れます。(※シマノ純正のナットは対辺が11mmでした。)
※要注意
ナットを完全に緩める前に、上画像のようにスタードラグを指で押さえておいてください。ドラグ内にスプリングが入っているのでハンドル側に飛び出してきます。
また、ハンドル裏にハンドル受け座金(ワッシャ)とドラグシールが貼りついている場合がありますので紛失しないよう注意してください。
付属の取扱説明書を参照しダブルハンドルを取りつけ、ハンドルに付属のロッキングワッシャー、ロッキングスクリューで組み付ければ完成です。(ダブルハンドル側のナットは対辺が10mmでした。)
新しいラインを巻く
さて、ハンドル交換が終わったので新しいラインを巻きます。用意したラインはサンラインのCAST AWAY PE 50ポンド(3号)です。
魚の大きさからして50ポンドは必要ないのですが、ベイトリールで細いPEだと下糸に食い込むなどのトラブルが出るようなので最初はこの太さにしてみました。
実際に巻いてみると、3号200mは入りませんでした。カタログのラインキャパでは250m入るはずなのに…このPEは太いんですかねぇ。
あまり巻きすぎるとバックラッシュの原因になるのでほどほどでやめておきました。
参考までに、ギリギリまで巻いてみた際のスプールエッジの画像を載せておきます。
【右側】
【左側】
右と左で差がありますがそこは突っこみ無しでお願いします…。この状態で残ったラインは約20mでした。下巻き無しで180mは入る、ということになります。残念ながらこのラインの直径がメーカーにありませんでしたのであまり参考にならないかも知れません。カタログのラインキャパから考察すると4号クラスの太さなのかも。
リーダーを結ぶ
最後にフロロカーボン8号のリーダーを結んでみました。それにしても太い…。釣り人生最大のヘビーラインシステムです。
組み合わせるロッドはアブの「KR-X ShoreJigging SXJC-1032H80-KR」です。これでメジロ以上が来ても戦えます。
なぜこのリールを選んだか?
前回の釣りでメジロを釣った時に思いました。
「これ以上のサイズが来たら勝負できない…。」
現在は9フィートの自作のシーバス用ベイトロッド(かなり硬めですが)、リールは大昔に買ったTD ジリオン 100SHで飲ませ釣りをしています。リールはラインキャパシティに問題があり、ロッドはは言わずもがな、というところです。このタックルでも魚を走らせることができれば(釣り場が空いていれば)取りこめるのですが、混んでいたらまず無理でしょう。
タックルの強化を考え始め、磯竿3号以上で…なんてことも考え竿も見に行きましたが買う気になれない。
悩んだ末ちょっと待てよ、今はミディアムアクションのシーバスロッドでショアジギングをしている(40gが限界)、ジギングロッドでタックルを組めばもっと重いルアーも投げれるし、飲ませ釣りも対応できる!
そこで思ったのが
ベイトタックルでショアジギングがしたい
でした。
何故ベイトタックルかって?
好きなんです。ベイトリールが。
でWEBを検索したらいるではありませんか。ベイトタックルでショアジギングをしている先輩方が。
最初はロッドを探していてアブのショアジギングベイトロッドを見つけました。組み合わせているのもアブのビッグシューターWMが多かったのですがWMシリーズは現在入手困難、後は最近発売になったビッグシューターコンパクトですがこれはマグネットブレーキだけの仕様です。
かなり悩みましたがシマノのグラップラーがSVS搭載でキャスティングもできるということを知り購入に至った次第です。
これで私もベイトタックルジギンガーの仲間入りです。次の釣行が楽しみです。
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