残ったワックスを掻き出す-ブラッシング

ワクシング作業メニュー

スクレイピングで取り切れない、ストラクチャー内などに残ったワックスをブラッシングして取り除きます。

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ストラクチャーとは?

スキー、スノーボードのソールに刻まれた「溝」です。仮にソールが鏡のようにツルツルだった場合、雪面との摩擦によって発生した水が貼り付き、滑走性が低下してしまいます。

そこで細かい溝をソールに刻むことにより、排水性を高める効果があります。日本の湿度が高い雪には深い溝がよいとされています。溝のパターンによってストレート、クロス、ツリーなど色々あるようですが、ここではあまり触れないでおきます。

ブラッシングの手順

では、最初にナイロンブラシでブラッシングします。方向はノーズからテールへ。しっかりと力を入れてブラッシングします。

ブラシを走らせていると、ワックスが残っている部分には抵抗を感じますので、その部分は重点的にブラッシングを行いましょう。特にノーズやテール、エッジ付近はワックスが残りやすいです。

動画:【ブラッシング:ナイロンブラシ】

しっかりスクレイピングできていればそんなにブラッシングしなくても大丈夫なはずです。逆に、いつまでもワックスが取り切れない場合はスクレイピングできていない証拠です。もう一度、スクレイピングを見直しましょう。

次に、馬毛ブラシでワックスの粉が出くなるまでブラッシングします。

動画:【ブラッシング:馬毛ブラシ】

これでブラッシングは完了です。続けてベースワックスを重ねる場合は、このまま次のワクシングを施工してください。ワクシングはここで終了し、最終仕上げに入る場合は次の工程「ポリッシング」へ進みます。

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最後の仕上げ-ソールの ポリッシング

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