3月に入るとゲレンデの雪が融け始め水分が多くなります。スノーボードが走らなくなる季節ですね。少しでも滑走性を維持するためのワクシングをご紹介します。
最初はソールのクリーニングから
最初にスノーボードを裏返し、ソールの状態を確認します。ソールが汚れた状態でいくらワックスを施工しても満足な滑走性は得られません。汚れているようなら徹底的にクリーニングしましょう。
うっすら汚れている程度はらクリーニングワックスを施工するか、ガリウムから販売されているクリーナー300 /SW2103を使用して汚れを取り除きます。
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このクリーナーはソールの汚れは落とすが浸透したワックスは落ちない、という商品です。要するにマイルドなワックスリムーバーですね。キッチンペーパーなどに液を染み込ませソールを拭くだけなのでクリーニングワックスよりも簡単です。
汚れが酷い場合はワックスリムーバーを使用してクリーニングしてください。ソールをクリーニングするだけでも滑走性はかなり回復します。
ベースワックスの選定
ベースワックスは2月のハイシーズンよりも1段柔らかい物を使用します。私がよく行く信州エリアですと2月はガリウムならブルーですが、3月ならバイオレットとなります。近畿エリアで3月ですと本当にシャバシャバの雪(水たまり?)ですのでピンクを使用することになります。
滑走ワックスの選定
春はフッ素入りのワックスが威力を発揮する次期です。色々な製品がありますが、フッ素が多く含有されている物を選びましょう。スノーボードが走らないほどストレスの溜まることはないですからね。
ガリウムならSSF49か、SSF69が高フッ素の製品です。
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どちらをチョイスするかは状況によりますが、微妙な状況ならミックスして使用するのも一つの手です。しっかりワックスを施工して、春のゲレンデに備えてください。
石やブッシュに注意!
春のゲレンデは雪が融け、所どころに石やブッシュが出ている場合があります。これを踏んでしまうとソールやエッジをかなり傷めます。十分に注意して滑走してください。
また、ワックスをしっかり施工していても春はソールが非常に汚れます。砂や泥、リフトから落ちる油などが原因です。帰ってきたら念入りにクリーニングすることを忘れないでください。