ワックスを剥がす-スクレイピング

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ワックスが冷えて固まったら(最低でも2時間は置きましょう)、スクレイパーを使ってワックスを剥がします。

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スクレイピングの方法

スクレイパーをかける方向はノーズからテールの方向へ動かします。方向を一定とするのは、ソールのケバを後方へなびかせ抵抗を減らす、というのが定説です。

「スイッチで滑るときはどうするの?」となりそうですが、普通はスイッチで滑る時間のほうが少ないでしょうから、通常時を優先してノーズからテールとしましょう。

ワックスをかけた状態のソールはこんな感じになっています。

ワックス塗布後のソール

私の場合、下画像の位置ぐらいから削りはじめます。両手でスクレイパーを持ち、30度から45度ぐらいの角度でノーズからテール方向へ押し、ワックスを削っていきます。

スクレイピング開始

なかなか言葉と画像だけでは説明し辛いので、下の動画をご覧ください。

動画:【ワックスのスクレイピング:ノーズ~中央編


このような感じでワックスを削っていきます。ワックスのカスがかなり出ますので、途中で掃除機で吸い取りましょう。

ワックスを剥がすときは「重い」感覚がありますが、剥がれるにつれ軽くなります。あまり力を入れすぎるとソールまで削れてしまいますのでご注意ください。

次に中ほどからテール側を剥がしていきます。手順はノーズ~中央付近と全く同じです。テールのほうはワックスのカスが散らばりがちです。私はいらない段ボール箱などを置いておき、そのままカスを落としています。

ゴミ箱へ

【動画:ワックスのスクレイピング:中央~テール編】

最後に、仕上げのスクレイピングを行います。動画中にも書いていますが、スクレイパーでワックスを剥がしたつもりでも以外にソールにはまだワックスが残っているものです。

もう一度、ノーズからテールにかけてスクレイピングを行いましょう。力はまったく入れる必要はありません。

動画:【ワックスのスクレイピング:仕上げ編】

これでスクレイピングは完了です。しっかりとワックスを剥がすことにより、次のブラッシング工程が楽になります。

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ホルメンコール製のスクレイパーです。この製品は全周囲に尖った部分が無いのでお勧めです。製品によっては角が立っている物があり、うっかりソールを傷つけてしまうことがあります。大事なボードのソールを傷つけないよう、ご注意ください。

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