DraftSightでエンティティをバラバラに-分解(Explode)コマンド

DraftSight

四角形やポリゴンをバラバラにしたい場合に使用する分解(Explode)コマンドの使い方です。

 


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エンティティをバラバラに-分解(Explode)コマンド

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図面を書いている途中で、四角形やポリゴンなどをバラバラにしたい場合があります。
少しだけ特殊な使い方ですが、そんな場合に使用するのが分解(Explode)コマンドです。
今回は上図の四角形、寸法を分解してみます。

分解(Explode)の手順

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最初に分解したいエンティティを全て選択します。


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分解コマンドをクリックします。


explode5
分解前の寸法は一つのブロックの状態、

explode6

四角形も同じく一つのブロックの状態ですが、

explode4

上図のように全ての要素がバラバラに分解されます。

寸法はテキスト(寸法値部分)、線、矢印。四角形は4本の線に分解されます。

分解の注意点

分解コマンドは、様々なエンティティを分解することができますが、一つ注意点があります。

それは多数のエンティティを分解されてしまうようなエンティティを分解すると図面のデータが重くなり、表示が遅くなるなどの弊害が出ることがあるからです。

細かいエンティティの代表格と言えば「ハッチング」です。ハッチングは分解前は一つのエンティティですが、分解してしまうと表示されている物が各々一つのエンティティとして認識されてしまいます。

このようなことはあまりしないかもしれませんが、データはできるだけ軽いほうがよい、と思いますので念のため。

 

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