サビキ仕掛けは色々な種類が売られていますね。私は自作の「ウイリーサビキ」を使用しています。手間はかかりますが難しくはありません。結構釣れるので面白いですよ!
サビキの枝針を作る
先ずはこれが無いと始まりません。サビキは釣り針にナイロンやビニール、ハゲ皮などを結びつけて疑似針にします。
私は比較的作成が容易な「ウイリーサビキ」を自作しています。ウイリーとは正式には「ウーリー糸」と呼ばれる毛糸のような糸です。
ウイリーサビキ針の作り方は「ウイリー針製作編」で詳しくご紹介していますので、ご覧いただければ幸いです。
6本針のサビキを作りますので最初に針を結びます。私は自動針結び器でサクッと結んでしまいます。小さい針を結ぶ際にはもうこれ無しでは作る気も無くなるほど便利です。
今回は上画像のように2色使いでウイリーサビキ針を製作しました。お好みで色々な色で作れるのも自作のいいところですね。
サビキ仕掛け本体の製作
枝針ができたらいよいよ本体の製作です。仕掛けの寸法は上画像のように作っています。全長1.4m、6本針の下カゴ用サビキですね。
ハリス、幹糸の組み合わせは色々ありますが、私はハリス1.5号、幹糸2号で作っています。
サビキ仕掛けの制作手順
最初に幹糸にサルカンを結びます。結び方は「最強結び」です。結び終わったら幹糸を2mほどの長さに切っておきます。
仕掛けの全長は1.4mですが、枝針を出す箇所が6箇所あり上下にサルカンを結びますので長めにしておくことをお勧めします。制作途中で足らない、というのは悲惨ですので。
次に、サルカンから20cm位置に1本目の枝針を出します。8の字結びを作ってそこに枝針を結んでいきます。
しっかり枝針を結んでいきます。これを6回繰り返し、最後に一番下の枝針から20cmの位置にスナップ付きサルカンを結べば完成です。
枝針の詳しい結び方は「枝針の結び方」で詳しく解説していますのでご覧いただければ幸いです。
仕掛け巻きの自作
サビキ仕掛けを自作したはいいですが、仕掛けを収納する必要があります。
私は厚紙などで自作しています。市販の仕掛けのように完璧な収納ではないですが、あまり気にしていません。
上図のように切り込みを入れた厚紙を用意します。点線部分は折り曲げますのでカッターなどで軽く切れ目を入れておきます。
上側はサルカンを引っ掛ける用で2カ所、下側は幹糸を収納していきますので8箇所切り込みを入れておきます。
仕掛の収納手順
上側左の切り込みにサルカンを引っ掛けて、下の切り込みに幹糸を挟みます。
次に針を上側へ掛け、下側の切り込みにハリスと幹糸を挟みます。これを繰り返して仕掛けを収納していきます。
全ての針を掛けるとこんな感じですね。
最後に点線で切れ込みを入れた部分の厚紙を折り曲げ、輪ゴムで止めれば完成です。これで仕掛け同士の絡みを防ぎます。
こんな感じでアジはもちろんですが…
グレなんかも釣れちゃいます。
最後に
いかがでしたでしょうか。ウーリー糸は色々な色が売っていますので、自分好みのサビキが作れます。最初はかなりの手間なので「買ったほうが楽…」と思っていましたが、慣れれば20分ぐらいで1枚は作れます。
本記事がお役に立てれば幸いです。
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