スノーボードのエッジをチューニング(削る)には、ファイル(やすり)で削ります。狙った角度に削るためには「ファイルガイド」と呼ばれる角度を固定する道具が必要です。ベースエッジ用、サイドエッジ用と2種類あります。
ベースエッジガイド
ベースエッジを削る際に必要となるガイドで、私が所有しいる物はホルメンコール製です。他社もだいたい同じような形をしています。0.5度~1.5度まで設定できるようになっています。
サイドエッジガイド
サイドエッジを削る際に使用するガイドです。私は大昔に買ったバートン製の、角度が可変できるタイプの物を使用しています。なんと95度(サイドエッジ85度!)まで設定可能です。しませんけど…。このガイドは角度変更のためにエッジを削るだけではなく、エッジを研ぐ際にも使用します。
サイドの場合もファイル(やすり)をセットし、エッジを削ります。
※サイドエッジガイドを購入する際の注意点
中には、プラスチック製の貧弱な物も売られています。グニャグニャでとても信用できる物ではありませんので、買うならしっかりとした金属製の物を購入しましょう。角度可変の物もいいですが、固定式の物もあります。狙う角度が決まっているなら、固定もありだと思います。
ガイドはソールの面を基準として角度を出す
さて、いざガイドをを使用してエッジを削る訳ですが、ここで問題となるのがどちらのガイドも「ソールの面を基準点として角度を決定している」ということです。あくまでもソールがフラット、平面の場合のみ狙った角度になるということですね。「ボードのソールって平らじゃないの?」と思かも知れませんが、実は違います。スノーボードは横に広いため、結構反っているんです。形状は3つに分かれます。(もちろん、しっかりフラットな板もあります。)
板の中央が凹んだ状態のソールです。これでベースエッジの角度が0度でダリングもしていなかったら…板が引っ掛かりすぎてかなり乗りにくい状態と言えます。また、年中バインディングを付けっぱなしの板では、ネジ穴の裏側だけがコンケーブになっている場合が多いです。
ソールの中央が盛り上がった形状です。メーカーによってはあえてコンベックスにしている板もあります。代表的なのはオガサカ製の一部の板がそうですね。この場合はベースエッジの角度が0度でも雪面からは離れているのでベースエッジの角度を入れた状態と同じ効果を狙っているのだと思います。ただし、ソールが平らではないので板をフラットにして直滑降するとフラフラした感じはします。
スノーボードで一番理想であり基本の形状です。この状態が一番エッジチューニングもしやすいですし、直滑降でもどっしりとした安定感があります。
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ソールのフラットチェック
では、自分の板に定規を当てて確認していきましょう。接雪点付近から始め、20cm間隔ぐらいでチェックいていきます。
では、私の所有している板で確認してみます。
私の所有している板は全般にコンベックスとなっていました。実は、新品の頃はノーズ、テールはコンベックスでしたがその他はフラットだったんです。このように、経年劣化でソール形状が変化する場合もあります。
また、接雪点付近のコンケーブには要注意です。ここがコンケーブだとすさまじい逆エッジ仕様の板になってしまいます。その際は接雪点付近だけでも多めにベースエッジの角度を入れるなどの対策が必要です。
用品店で、たまに見かける商品に「フラットゲージ」という物があります。スノーボードには短すぎて使えないので買わないようにしてください。長さが12cmほどしかなく、スキーには最適ですがスノーボードには短すぎます。私は、
ええ、また騙されましたよ。高かったのに…。あやしい金属の輝きに目がくらんで買ってしまいました。もう大昔の話です。ソールのフラットチェックは部分的に見るのではなく、エッジからエッジまでの全体がどうなっているかが大事です。
皆様は無駄な買い物をしないよう、お気を付けください。
次は、各ソール形状ごとの、対応策をご紹介しようと思います。
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