スノーボード 保管方法-ソールは酸化するのか?

スノーボードのソールはポリエチレンで製造されています。(全てではありませんが。)残念ながらポリエチレンの性質上、無頓着な保管方法では劣化を速めてしまいます。ここでは、適切な保管方法をご紹介します。

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ポリエチレンの劣化について

「スノーボードのソールは放っておくと酸化(劣化)する」スノーボードのチューンナップに関わり出すと必ず目にする言葉です。大事な板のソールが酸化するなんて…聞くだけで恐ろしくなります。(笑)

ポリエチレンが酸化する条件を調べてみると、

1.高温度(50度以上は危険ゾーン)

2.直射日光(紫外線)にさらされるとき

日常生活での使用範囲において、上記の2点がポリエチレンが劣化する条件となります。特に高分子材料ほど劣化が速いらしいので、高価なボードほど扱いには注意が必要ということですね。この条件から考えると、シーズンオフの保管意外でも注意すべき点がありそうです。例えば、

休憩中のボードを置く向きに気をつける

ゲレンデ内で休憩する時、ボードは店外に置きますよね?大抵はボードを置く場所があるので立てかけておくと思いますが、直射日光が当たらない向きに置くと良いかも知れません。

私はスノーボード旅行から帰ってきたら、

1.エッジをチェックして[再研磨]およびエッジの錆び止めを塗布

2.[クリーニングワックス]

3.次回に備え、ベースワックス施工しスクレイピングせずに保管

という工程を行います。 もちろん、バインディングは外してください。酸化とは物質が酸素と結合することで起こります。「スクレイピングせずに」というのはソールをワックスでコーティングして、できるだけ酸素に触れなくする目的で行います。保管場所は高温、多湿、直射日光を避けて保管してください。

シーズンオフの保管方法

シーズンオフ、悲しい響きです。この作業をする時は、なんとも言えない切ない気持になります。と悲しんでばかりはいられませんので、来シーズンに向けて保管作業を行いましょう。とは言っても、私の場合はシーズン中とさほど作業内容は変わりません。シーズンオフの保管前作業は、

1.エッジをチェックして[再研磨]およびエッジの錆び止めを塗布

2.[クリーニングワックス]を施工後、厚めにクリーニングワックスでソールをコーティング

この2点になります。後はソールカバーをかけ、来シーズンまでボードにはお休みいただきます。ソールカバーを付けることで紫外線は大丈夫ですが、問題は温度です。家によっては「屋根裏収納」や「屋外の物置き」があるご家庭もあるかも知れませんが、絶対にそんなところにスノーボードを保管してはいけません。確実に高温、高湿度下にさらされ劣化が進みます。

神経質になりすぎないことも大事

ここまで散々、「劣化は怖いよ」と言っておきながらこんなことを言うのもなんですが、気にしすぎても仕方ありません。スノーボードは消耗品なので劣化は避けられません。

私は自分で言うのもなんですが、昔は色んな物事についてかなり神経質でした。ワクシングに興味を持ったのも、せっかく買った始めてのマイボードを大切にしたいと思ったからです。そこから施工方法を色々と調べている最中に目にしたものが「ソールの酸化」でした。できるだけ酸素に触れさせてなならない、という内容です。スノーボードから帰ってきてからは時間があるのでいいのですが、問題は出発前です。できるだけ酸素に触れてはならない、ということは…出発時間ギリギリに間に合うようにワックスを剥がし、ブラッシングするということをしていました。その当時は仲間の板も預かっていたため、多いときは4枚を仕上げなければなりません。とにかくブラッシングが辛かったことを覚えています。

今思えば笑ってしまいますが、その当時は本気で「これが最善の方法だ」と思っていました。現在の私がこの当時の私に何か言えるのなら、「そんなこと気にしてる暇があったら滑りに行け」と言いたいですね。この苦行のおかげで後に[ロータリーブラシ]に出会うことになるのですが…。

今は出発の前日にワックスを剥がして仕上げ、バインディングをセットしています。行き帰りの道中、滑走中はソールは剥き出しで酸化はしているのでしょうが、しっかりメンテナンスしていれば滑走性が落ちるなんてことはありません。ここまで神経質な人もあまりいないと思いますが、酸化という言葉に気疲れしないよう、皆様もお気を付けください。


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