今年も、もうこの季節がやってきました。スノーボードシーズンの終了です。
来年もいい状態で乗るために、しっかりメンテナンスして保管しておきましょう。
シーズン終了後に最初にすること:エッジのチェック
一番最初はエッジのチェックからです。エッジの錆びは大敵です。他のことは少々どうにでもなりますが、エッジだけは別です。
この時点で錆びを放置しておくと、来シーズンに対面した時には悲惨なことに…なりかねません。
特に石などを踏んでできたエッジの深い傷などから錆びが発生し、どんどん奥に進行する場合があります。まるで虫歯のように。こうなると修復にはファイルでかなりエッジを削る必要があります。
自分で手に負えないと感じたら、迷わずチューンナップに出しましょう。この季節なら混雑もしていませんしね。
エッジの傷、錆びをチェックし、問題なければ錆び止めを塗布しておきます。
ソールのクリーニング&保護用のワックスを塗る
次にソールのクリーニングです。今シーズン頑張ってくれたボードのために、しっかりクリ―ニングしてあげてください。
最後の仕上げとして、ソールに通常より厚くワクシングをします。ワックスでソールをパックして保護します。これにどれほどの効果があるかは正直わかりませんが、何もしないよりはマシだと思い、私は施工しています。
バインディングは必ず外す!
バインディングは必ず外しておきます。付けたままですと確実にボードが変形してしまうからです。私は滑りに行く前に取り付け、帰ってきたら最初にバインディングを外します。
シーズン終了の保管時にはネジにナットを取り付けています。これでバラバラにならずに済みます。
保管場所について
直射日光、高温多湿を避けて…とまるでお菓子の注意書きですが、スノーボードも同じです。屋外の物置、屋根裏収納などは最悪なので絶対やめましょう。高温多湿でまるでサウナの中にボードを入れるようなものです。
風通しのよい、目の届く場所に保管する(置いておく?)のが一番理想です。時々、エッジが錆びていないか見ることもできますしね。
ソールにタバコの煙は大敵!
私は喫煙者で、過去に大失敗したことがあります。目の届く場所に保管と言えば自分の部屋になるわけですが、昔はかなりのヘビースモーカーでしたので一年間自室にボードを置いておいたら
ソールが真っ黄色
になっていました。タバコの煙、恐るべしです。濃い色のソールなら分らないかも知れませんが、その当時は白いソールでしたので一目瞭然でした。しかも、保管前にコッテリとワックスを塗布していたにもかかわらずです。
ソールにニコチンやタールは染み込みます。ワックスでのクリーニングを2~3回してみましたが完全には除去できず、結局ワックスリムーバーを使用しました。それ以来喫煙場所には保管していません。(当たり前ですよね。)
喫煙者の皆様、保管場所には十分にお気をつけください。
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