「ピンポーン」インターホン親機のスイッチを押して返事をしても相手から応答が無い…。どうやら子機のスピーカーが故障のようです。先人たちの記事を参考にしてパナソニックWQD001Aのスピーカーを交換してみました。
WQD001A(子機)の症状
子機からの音、映像は親機では問題なく確認できるのですが親機からの音が子機で再生されず、通常であれば子機のインターホンボタンを押すと「ピンポーン」と音がするのですがこれも全く音が出ません。症状からみて子機のスピーカーが故障していると思いました。WEBを検索すると同じ症状の人が多数、業者に修理または新品に交換依頼をすれば1万~2万円以上はかかりそうです。自分で修理している人も多数いましたので私も挑戦してみました。(真似する場合はくれぐれも自己責任でお願いします。)
スピーカーの大きさを確認する
まずは交換用のスピーカーを手配しなければなりません。大きさを確認するために子機を分解します。子機は下部のネジ1本で止まっていましたので緩めて子機を取り外します。
子機を外すとこんな感じ。念のためブレーカーを落としてから接続されている2本の配線を外し、配線を絶縁しておきました。
次に子機裏側のネジ4本を緩めて子機本体を分解します。(赤丸で囲んだ部分です。)
カバーを開けるとこんな感じです。スピーカーの防水フィルムがボロボロになっていました。
直径約36mm、厚さ約5mmで25Ω、0.4Wと記載されていました。この25Ωというのがかなり特殊な物らしく、入手は困難なようです。仕方がないのでWEBの先人達と同じように8Ωの代用品を調達しました。
購入したのは 「東京コーン スピーカー 36mm 0.5W 8Ω 【S36G04K-3】」という物です。送料込みで1,600円ほどでした。WEBの先人達は28mmのスピーカーを使用していましたが、外形を同じにしたかったのでこれを選んでみました。
スピーカーを交換、そしてテストへ
早速ハンダで新しいスピーカーを接続します。極性はよくわからなかったので元のスピーカーと同じ向きで接続しました。
破れた防水フィルムの代わりにサランラップで包んでおきました。これも先人達の知恵です。カバーを元に戻し配線を接続、テストしてみるとハッキリと子機側でも音が聞こえます。修理完了!
最後に
以外にあっけなく修理が完了しました。これもWEBの先人達のおかげです。私の記事も誰かのお役に立てれば幸いです。(重複しますが真似する場合はくれぐれも自己責任でお願いします。)
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