私がホットワクシングを始めた頃、一番困ったのがこれでした。
たいていの場合、「ワックスを溶かした時に、アイロンから煙が出ない程度に設定してください。」と書いてあります。
アバウトすぎません?コレ。
低い温度でも煙が出て焦る
冬に極寒の部屋で作業してれば100℃の設定でも煙みたいな物が見えたりするので、「これでも温度が高すぎるのか?」と焦ったものです。
それでは何度に設定するか、まず自分のアイロンが設定通りの温度になるか確認が必要です。
100℃に設定すれば100℃になるか、というとそうではありません。これは実際に温度を確認するのが一番です。
私は150℃ぐらいまで計れる料理用の温度計をアイロンに固定して計ってみました。アイロン2号機、3号機は結構バラつきがあったのを確認しています。10℃ぐらいは誤差があったように思います。
動画:ワックスアイロン温度実測
アイロンはサーモスタットで温度を調節していますので、設定110℃に達すれば一旦スイッチが切れ、温度は下降します。次にまたスイッチが入り温度が上昇しますので、110℃以上になる場合もあります。
しかし誤差があれば修正すれば問題にはなりません。110℃に設定して最高115℃になるのであれば、105℃に設定します。
ソールが溶けると言われている温度、130℃は絶対に超えないようにしましょう。これは鉄則です。
ワックスアイロンの温度、正解は?
では、ワックスによってどの程度に設定したらいのか、私の経験からお答えするとガリウム製ベースワックスの場合は、
ガリウム白:100℃
〃ピンク:100℃
〃紫 :110℃
〃青 :120℃
これぐらいで設定しています。
これは室温などによりかなり左右されます。極寒の日などはなかなか溶けない場合もありますが、焦ってアイロンの温度を一気に上げるのはやめましょう。
最初は綺麗に溶けなくても、とりあえずアイロンを走らせてください。何度かアイロンを往復させるとソールが温まってきて、綺麗に溶けるようになります。
アマゾン広告
ガリウム(GALLIUM) ワクシングアイロン TU0205 新品価格 |
次のページ