先日購入したFLUX XF バインディングですが、実際に板に取り付けてハイバックのフォワードリーンなどを調整していると、色々と問題点があることに気付きました。
些細なことかも知れませんが、レポートしてみたいと思います。
問題点その1:「フットクッション」がすぐに外れる
今時のバインディングはほとんどがベースプレートの上にクッションが付いているわけですが、これが画像の赤長丸のツメでしか固定できない、というか引っ掛けているだけなのでバインディングの着脱時にポロポロとすぐに外れます。
板に取り付けてしまえば板とベースプレートの間にこのツメが挟まれる形になりますので外れることはありませんが、バートンのバインディングではこんなことはありませんので見習ってほしいものです。軽量化のために構造を簡素化している可能性もありますがね…。
実際に使用していると取り付け、取り外しの度にポロポロと外れていい加減腹が立ってきたので対策してみます。とは言っても両面テープで固定しただけですが…。
パーツクリーナーでクッション裏、ベースプレート側を拭いてから両面テープを貼り付けます。
しっかり押さえて完成です。思い切りはみ出してますが裏面で見えないのでよしとしましょう。
両面テープは3Mの「超強力両面テープ プレミアゴールド [スーパー多用途]を使用しています。実際にゲレンデで取り外したりもしていますが、今のところ外れたりはしていません。この両面テープは強力でありながら、剥がしても糊がベタベタに残ったりしないのでお勧めです。
問題点その2:ハイバックの角度調整ネジが締め辛い
フラックスはバインディング各部の調整を工具無しで行えることを売りにしているようですが、これがなんとも使い辛い、というかこんなの手で締めるだけで緩まないの?と不安になります。
1.まず、上画像がネジが収まっている状態です。
2.レバーを起こし、ネジを緩めてハイバックの角度を調整します。
調整後に再度ネジを締めつけるわけですが…。ネジの位置によって、手で締めることができる範囲では上画像のように途中で止まってしまいます。レバーは水平の状態にしないと納められないので緩めるか、さらに締めつけるかの2択となるわけですが、緩めると納めることはできますが滑走中に確実に緩むでしょう。さらに締めつけるには手では不可能ですので、ペンチなどでレバーを掴んで回す必要があります。
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問題点その3:ハイバック、アンクルストラップの固定ネジが緩みそうで怖い
ハイバック、アンクルストラップの固定ネジもハイバックの角度調整ネジとほぼ同じ構造のネジとなっています。レバーを起こしてネジを回す構造ですね。
こちらもハイバック背面のネジと同じで位置によっては手ではしっかり締めることはできません。
レバーを畳むとレバーの凹み部分と突起が噛み合って緩まない、という構造ではありますが、何かの拍子にレバーが起きれば緩んでしまいそうです。これは何か対策しなければ…。
レバーが起きなければ緩まないので、ハイバックの角度、ローテーションを調整してからレバーをインシュロックで縛っておきました。少々格好悪いですが、ネジが緩むよりまマシということにしておきます。
これをやってしまうと現場ですぐには調整できなくなってしまいますが、ハイバックのローテーションやストラップの付け根の位置などはあまり頻繁に調整する部分でもないのでなんとかなるでしょう。
工具を使ってもいいので緩みにくい構造のほうがいいと思うのですがね。今後の改善に期待したいところです。
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