スノーボードのソールクリーニング①[汚れが軽度、または滑走後]

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スノーボードでゲレンデを滑ると、ソールは汚れていきます。「雪面の汚れをソールが拾う」とういう表現のほうが正しいかも知れません。

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ソールはなぜ汚れるのか

汚れの原因としてはリフトから落ちている油、ゲレンデの泥、黄砂などがあります。春先の水分が多く、雪質の悪いゲレンデを滑った後などは特に汚れます。最近のカラフルなソールや黒いソールですとわかりにくいですが、白いソールはよくわかります。

ハイシーズンでも汚れは拾いますので、ゲレンデから帰ってきたらクリーニングワックスをかけてあげましょう。

ソールクリーニングの方法

通常のクリーニングにはベースワックス(一番柔らかい物)か、クリーニング専用ワックスを使用します。

ただ、「クリーニング専用」で昔に買った物には溶け方がおかしい物がありましたので注意が必要です。私はガリウムの「SW2109 」という品番のクリーニングワックスを使用しています。

溶け方も普通で問題ないのですが、量が1kgと多いのが欠点と言えば欠点です。ただ、ベースワックスをクリーニングに使うのは正直勿体ないので、長い目で見れば経済的とも言えます。

手順はホットワクシングとほぼ同じです。ホットワクシングの場合は冷えてからスクレピングを行いますが、ホットクリーニングの場合は直ぐにスクレイピングします。

スノーボードのソールは面積が広いのでエリアを3回に分けてクリーニングワックスをかけていきます。方向はノーズ、テールのどちらからでもかまいません。
クリーニングワックスのエリア

クリーニングワックスの手順

1.ワクシングペーパーにベースワックスを垂らします。

2.(1回目)素早く右から左へアイロンを動かします。

3.(2回目)ペーパーの中ほどを使用して、ワックスを垂らし真ん中をクリーニングします。

4.(3回目)反対側のペーパーに、ワックスを垂らし最後のエリアをクリーニングします。

5.ペーパーを新しい物に替え、1回目のエリアから再度、アイロンをかけてクリーニングします。ワックスが足らないと感じたら、適度に補給してください。

1回ごとにペーパー確認し、汚れが付いているか確認しましょう。1回ごとにペーパーの位置を変えるのは、ペーパーに着いた汚れを塗り拡げたくないからです。

汚れが結構付いてくるようなら何度か同じ作業を繰り返します。ペーパーに汚れが付かなくなったら直ぐに[スクレイピング]し、[ブラッシング]して仕上げます。

最後に、次に行くゲレンデに適したワックスでホットワクシングし、スクレイピングせず保管します。

動画:【ソールのクリーニング①:汚れが軽度の場合や滑走後】

コンディションの悪いゲレンデを滑った後だと、下画像のようにペーパーに汚れが付いてきます。
ソールの汚れ1
ソールの汚れ2

大事なボードのソールに汚れが蓄積しないよう、ゲレンデから帰ってきたらしっかりとクリーニングしておきましょう。

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現在、ガリウムのクリーニングワックスを販売しいる店舗が少なくなってきましたので、私はガリウムのベースワックスをSW2132をクリーニング用として使用しています。

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ソールのクリーニング② 
ソールのクリーニング② [汚れが酷い場合、リムーバー使用]

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