FreeCAD-3Dモデルから2Dを書き出す

3Dモデルを製作しただけでは図面としては何もできません。図面として完成させるためには2Dモデル(平面)に書き出す必要があるます。ここではFreeCADで3Dモデルから2Dへ変換する方法をご紹介します。

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2Dに変換するモデルを用意する

3dから2d-1

最初に2Dに変換するモデルを用意します。今回は上画像のようなモデルを用意しました。

3dから2d-2

寸法はこのようになります。厚さは20㎜です。

3Dモデルを2Dに変換する

ワークベンチを「Drawing」に変更します。

新しい図面を挿入(A3と表示されている部分)をクリックします。「A3」は用紙サイズですが、ここでは意識しなくても結構ですのでそのままで問題ありません。

コンボビューに「Page」の項目が追加されます。右側に2D図面が表示されます。

コンボビューから最後に加えたアクション(このモデルの場合はフィレット)をクリックして選択します。

「アクティブな図面にパーツの正投影図を挿入」をクリック。

コンボビューに「正投影図」が表示されます。下部の「自動スケール/配置のチェックを外します。

チェックを外したら、拡大縮小の値が「1」となっているか確認してください。違う場合は1を入力します。値を1とするということは、2Dモデルを実寸で出力するということです。原寸とも呼ばれますね。どちらも意味は同じです。

自動スケール/配置は選んだ用紙に合わせて縮尺を調節してくれる機能です。FreeCADで2D図面を書くならいいですが、他のソフトで書く予定ですのでここでは実寸で出力します。縮尺は後でいくらでも調整できるからです。

次にセカンダリビューに全てチェックを入れます。ここでは全てのビュー(3Dモデルに対して全ての視点)を選んでおきます。必要のないビューは後で削除します。最後に上部の「OK」をクリック。

次に、「Page」をクリックして選択した状態で「SVGファイルにエクスポート」をクリックします。ファイルに任意の名前を付け、適当な場所へ保存します。これでファイルの書きだしは完了です。


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SVGファイルをDXFファイルに変換する

SVG形式のファイルでは2D図面を編集する予定のソフト「DraftSight」で読み込むことができません。そこで別のソフトを使用してSVGファイルからCADの中間フォーマットであるDXFファイルに変換します。

変換には「Inkscape」を使用する


Inkscape

Inkscapeとは無料のベクトル画像編集ソフトウェア(ドローソフト)です。ここではこのソフトのダウンロードやインストールの手順は割愛します。「Inkscape」で検索しダウンロード、インストールしてください。

Inkscapeを起動し、保存したSVGファイルを開きます。このままでは何も見えないので表示→ズーム→描画全体の順にクリックします。

ようやく全体が見えました。セカンダリビューでチェックを入れた全てのビューが読み込まれています。

DXF形式でファイルを保存する。

Inkscapeでファイル→名前を付けて保存をクリック。

「AutoCad DXF R14」を選択し、保存をクリック。

上画像のウィンドウが表示されます。そのままOkをクリックしてファイルを保存してください。これで2D図面(DXFファイル)への変換は完了です。

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